サイバー大学への入学を考えていて、
「入試は難しい?」
「筆記試験はある?」
「誰でも入れるの?」
「合格率はどのくらい?」
と気になっている方も多いと思います。
結論からいうと、サイバー大学の入試では、一般的な大学受験のような筆記による学力試験は行われません。

主に志望動機書や提出書類をもとに選考され、必要に応じて電話面談が行われる場合があります。
ただし、筆記試験がないからといって、出願すれば自動的に合格するわけではありません。
大学では志望動機などから、
・思考力・判断力
・表現力
・学習意欲
・大学についての理解
といった点を確認して合否を判断しています。
この記事では、サイバー大学の入試について、合格率や入学条件、選考方法、出願方法まで詳しく解説します。
※入試情報は2026年9月11日時点で確認した内容です。
サイバー大学の入試は筆記試験なし
サイバー大学の大きな特徴は、筆記による学力試験を行っていないことです。
一般選抜でも、
「英語や数学の試験を受ける」
「大学入学共通テストを利用する」
といった一般的な大学受験とは選考方法が異なります。
主に、
・200~400字の課題作文
・提出書類
などをもとに選考されます。
選考の途中で、電話面談などが行われる場合もあります。
そのため、受験勉強で偏差値を上げるというより、
「なぜサイバー大学で学びたいのか」
をきちんと説明できることが重要な入試です。
サイバー大学の入試方法は3種類
2027年度春学期の1年次入学では、主に次の3つの選抜方法があります。
| 選抜方法 | 主な対象 |
|---|---|
| 一般選抜 | ほかの選抜方法に該当しない人 |
| 総合型選抜 | 入学時20歳以下など所定の条件を満たす人 |
| 学校推薦型選抜 | 指定校から推薦を受ける人 |
2027年度春学期の募集人員は、1年次入学全体で800人です。
内訳は、
・一般選抜:550人
・総合型選抜:200人
・学校推薦型選抜:50人
となっています。
社会人などで総合型選抜や学校推薦型選抜の対象にならない場合は、基本的に一般選抜で出願することになります。
一般選抜はどんな入試?
一般選抜は、サイバー大学の標準的な入試制度です。
ほかの選抜方法に該当しない人が対象なので、高校卒業後に進学する人だけでなく、社会人など幅広い人が利用できます。
筆記試験はなく、志望動機書や提出書類などによって選考されます。
一般的な大学受験のように、
「偏差値○以上必要」
「共通テストで○%必要」
といった基準はありません。
その代わり、志望動機書の内容が重要になります。
サイバー大学の総合型選抜とは?
2027年度春学期から、新しく総合型選抜が始まりました。
主に入学時20歳以下の高校生・高校既卒者を対象とした入試で、これまでの取り組みや得意分野、学ぶ意欲などを総合的に評価します。
こちらも筆記試験はありません。
さらに総合型選抜の合格者には、返還不要の「総合型選抜特待生奨学金」が適用されます。
専願の場合は授業料50%、併願の場合は30%の減免です。
20歳以下で条件を満たしている方は、一般選抜だけでなく総合型選抜も確認しておいた方がいいでしょう。
サイバー大学の入学条件は?
1年次から正科生として入学する場合、基本的には高校卒業以上の大学入学資格が必要です。
2027年度春学期の場合、2027年4月1日時点で満18歳に達しており、次のいずれかに該当する人などが対象です。
・高校または中等教育学校を卒業、または卒業見込み
・12年間の学校教育を修了
・高等学校卒業程度認定試験に合格
・その他、大学入学資格として認められる条件を満たしている
などです。
高校を卒業していなくても、高卒認定を取得していれば出願できます。
また、大学入学資格を持っていない場合でも、サイバー大学の科目等履修生として指定科目を16単位以上修得することで、正科生へ出願できる制度もあります。
サイバー大学は誰でも入れる?
筆記試験がないため、
「サイバー大学は誰でも入れるのでは?」
と思う人もいるかもしれません。
ただ、出願資格を満たしていれば自動的に合格するわけではありません。
大学公式の説明では、志望動機書や提出書類を確認し、入試判定審議会を経て学長が最終的な合否を決定しています。
2025年度の自己点検評価書では、選考時に、
・思考力・判断力
・表現力
・学習意欲
・大学に関する理解
の4項目で評価していることも公表されています。
そのため、
「筆記試験がない=何も準備しなくていい」
と考えるのではなく、志望動機をきちんと整理しておくことが大切です。
サイバー大学の合格率は?
サイバー大学の入試について、合格率や倍率が気になる方も多いと思います。
ただし、現在サイバー大学の公式サイトでは、入試の志願者数・合格者数を使った合格率は公表されていません。
2027年度春学期の1年次入学の募集人員は800人ですが、これは合格率を表す数字ではありません。
そのため、
「合格率○%」
「倍率○倍」
と正確に計算することはできません。
2026年度春学期には、1年次入学で340人、2年次編入で36人、3年次編入で188人が入学していますが、これも入学者数であって合格率ではありません。
ネット上で具体的な合格率を見かけても、出典が明確か確認した方がいいでしょう。
志望動機書では何を書く?
サイバー大学の入試で特に重要になるのが、志望動機書です。
Web出願では、まず次の内容について回答します。
・入学の目的
・サイバー大学を選んだ理由
・卒業までの期間
・学びたい内容
そのうえで、
「サイバー大学での履修体験を活かして、卒業後にどのような人材を目指すか」
という内容の課題作文を200~400字で作成します。
ここで大切なのは、難しい言葉を使うことではありません。
たとえば、
「大卒資格が欲しいから」
だけで終わるのではなく、
「現在IT関連の仕事をしており、体系的にITとビジネスを学びたい。卒業後は学んだ知識を○○の仕事に活かしたい」
というように、
今の状況
↓
なぜサイバー大学なのか
↓
何を学びたいか
↓
卒業後どう活かしたいか
までつなげて書くと、内容が伝わりやすくなります。
志望動機で見られているポイントは?
大学が公表している自己点検評価書を見ると、選考では志望動機などについて、
「思考力・判断力」
「表現力」
「学習意欲」
「大学に関する理解」
の4項目を評価しています。
つまり、
「サイバー大学じゃなくても成立する内容」
よりも、
「なぜ完全オンラインのサイバー大学で学びたいのか」
まで書いた方がいいでしょう。
たとえば、
・仕事と両立しながら学びたい
・ITやビジネスを体系的に学びたい
・現在の仕事からIT業界へ転職したい
・大卒資格を取得して将来の選択肢を増やしたい
など、サイバー大学を選んだ理由と自分の目的をつなげると書きやすくなります。
サイバー大学の出願方法
出願はWebから行えます。
大まかな流れは次のとおりです。
1.募集要項を確認する
まず、自分が1年次入学・編入など、どの入学区分になるのか確認します。
2.Web出願サイトでアカウントを作る
メールアドレスを登録して、Web出願サイトのアカウントを作成します。
3.入学願書・志望動機を入力する
基本情報や入学目的、学びたい内容などを入力し、200~400字の課題作文を作成します。
4.入学検定料を支払う
入学検定料は10,000円です。
クレジットカードや銀行振込などで支払えます。
5.必要書類を提出する
最終学歴などに応じて必要書類が異なります。
証明写真はWeb上でアップロードし、卒業証明書など原本が必要なものは郵送します。
6.Webで合否を確認する
合否発表もWeb出願サイト上で行われます。
出願そのものはかなりオンラインで完結できる仕組みになっています。
2027年春入学の出願期間は?
2027年度春学期の一次募集は、
2026年9月1日~2026年11月30日です。
書類は募集終了日の翌日必着となっています。
現在、すでに一次募集が始まっています。
さらに一次募集期間中に正科生として出願手続きを完了し、合格した人は「入学前先行履修制度」を利用できます。
これは2027年4月の正式入学より前に、一部の授業を先行して受けられる制度です。
早めに入学を決めている人にはメリットがあります。
2027年春入学は入学金10万円が全額免除
2027年度春学期の入学者は、通常10万円の入学金が全額免除されます。
1年次入学だけでなく、編入学も対象です。
入試とは直接関係ありませんが、これから出願する人にはかなり大きなポイントです。
特に、
「サイバー大学が気になっているけど、まだ入学するか決め切れていない」
という方は、入試方法だけでなく学費や奨学金も一緒に確認しておくと判断しやすくなります。
サイバー大学の入試は難しい?
一般的な大学入試とは基準が違うので、「偏差値○○くらいの難易度」と表すことはできません。
筆記による学力試験はないため、受験勉強という意味でのハードルは高くありません。
一方で、志望動機や課題作文をもとに選考が行われるので、
「とりあえず出願すれば受かる」
と考えるのはおすすめできません。
特に志望動機では、
「なぜ大学で学びたいのか」
「なぜサイバー大学なのか」
「何を学びたいのか」
「卒業後にどう活かしたいのか」
を整理しておくといいでしょう。
偏差値や大学のレベルについては「サイバー大学の偏差値」の記事でも詳しく解説しています。
社会人でもサイバー大学を受験できる?
もちろん受験できます。
サイバー大学では幅広い年齢の学生が学んでいて、2026年5月時点では在学生の50.2%が社会人学生です。
一般選抜には、通常の大学入試のような年齢による上限はありません。高校卒業などの大学入学資格を満たしていれば、社会人から1年次入学を目指すこともできます。
また、大学・短大・専門学校などでの学歴によっては、2年次・3年次編入が利用できる場合もあります。すでに大学等で学んだ経験がある方は、1年次入学だけでなく編入できないか確認しておくのがおすすめです。
サイバー大学の入試に関するよくある質問
サイバー大学の入試に筆記試験はありますか?
ありません。
サイバー大学では筆記による学力試験を実施せず、志望動機書や提出書類を中心に選考します。必要に応じて電話面談が行われる場合があります。
サイバー大学の合格率は?
公式には合格率や倍率は公表されていません。
そのため、正確な合格率を算出することはできません。
サイバー大学は誰でも入れますか?
出願資格を満たす必要があり、さらに志望動機書などによる選考があります。
出願すれば自動的に入学できるわけではありません。
サイバー大学の志望動機は何文字ですか?
課題作文は200~400字以内です。
入学目的やサイバー大学を選んだ理由、学びたい内容などについても回答します。
サイバー大学の入学検定料はいくらですか?
一般的な正科生の入学検定料は10,000円です。
高卒認定でもサイバー大学に入れますか?
高等学校卒業程度認定試験に合格していれば、1年次入学の出願資格があります。
まとめ|サイバー大学の入試は筆記試験なし!志望動機が重要
サイバー大学の入試では、筆記による学力試験は行われません。
主に、
・志望動機
・200~400字の課題作文
・提出書類
をもとに選考され、必要に応じて電話面談が行われます。
合格率や倍率は公式には公表されていないため、「誰でも受かる」とは言えません。
特に志望動機では、
「なぜサイバー大学で学ぶのか」
「何を学びたいのか」
「卒業後にどう活かしたいのか」
を具体的に伝えることが大切です。
2027年度春学期の一次募集は2026年9月1日から11月30日まで。さらに2027年春入学者は入学金10万円が全額免除されます。
入試方法だけでなく、学費やカリキュラムまで確認してから出願したい方は、まず大学案内や募集要項を確認しておくといいでしょう。
参考・出典
サイバー大学「入試情報」
サイバー大学「正科生(1年次入学)」
サイバー大学「Web出願サイト」
サイバー大学「入学検定はどのように行われますか?」
サイバー大学「総合型選抜」
サイバー大学「収容定員・入学者数」

