サイバー大学について調べると、
「サイバー大学 やばい」
「サイバー大学 Fラン」
「サイバー大学 やめとけ」
といった言葉が出てきて、不安になった方もいるのではないでしょうか。
「卒業しても意味ないのでは?」
「サイバー大学って言うのが恥ずかしい?」
「入学してから後悔しない?」
というところも気になりますよね。
結論からいうと、サイバー大学を「やばい大学」「意味のない大学」と一括りにするのは少し違います。
サイバー大学は文部科学省の認可を受けた正規の4年制大学で、卒業すれば学士(IT総合学)の学位を取得できます。2019年度の大学機関別認証評価でも「適合」と認定されています。
一方で、筆記による学力試験がなく、完全オンラインで通学も必要ありません。
一般的な大学とはかなり仕組みが違うため、その部分が「Fランなのでは?」「簡単すぎて意味がないのでは?」と見られる理由になっているようです。
この記事では、サイバー大学が「やばい」「やめとけ」と言われる理由を一つずつ確認しながら、入学すると後悔する人・しない人についても見ていきます。
サイバー大学はやばい?まず結論
まず気になるポイントをまとめると、こんな感じです。
| 気になること | 実際は? |
|---|---|
| Fラン? | そもそも一般的な偏差値で判断しにくい通信制大学 |
| 正規の大学? | 文部科学省認可の4年制大学 |
| 大卒資格は取れる? | 卒業すれば学士を取得できる |
| 入試は簡単? | 筆記による学力試験はなし |
| 就職できない? | 24歳以下の2025年3月卒業生の就職率は93.3% |
| 卒業は簡単? | オンラインでも単位取得が必要。自己管理も必要 |
| 通う意味はない? | 大卒資格やIT・ビジネスを学ぶ目的なら選択肢になる |
「やばい」と言われる理由を調べてみると、大学として問題があるというより、一般的な通学制大学との違いから生まれているものが多いです。
サイバー大学が「やばい」「Fラン」と言われる理由
筆記による学力試験がない
サイバー大学がFランではないかと言われる理由のひとつが入試です。
サイバー大学では、筆記による学力試験を行っていません。
志望動機や提出書類などをもとに選考しています。
一般的な大学では大学入学共通テストや学力試験を受けるイメージが強いので、
「試験がない=誰でも入れる=Fランなのでは?」
と感じる人がいるのかもしれません。
ただ、「Fラン」は公的な大学区分ではありません。
サイバー大学は通信制大学という性質上、一般的な通学制大学と同じように偏差値だけで難易度を比べるのは難しい大学です。
そのため、「偏差値が低いからFラン」と単純に判断するのは適切ではないでしょう。
偏差値や入試難易度については、別の記事で詳しく解説します。
完全オンラインなので大学らしく見えにくい
サイバー大学は、すべての授業をオンラインで受講でき、スクーリングもありません。
大学に一度も通わず卒業を目指せるため、
「本当に大学なの?」
「オンラインだけで大卒になれるの?」
と驚く人もいると思います。
実際、サイバー大学は日本で初めて、すべての授業をインターネットで行い、通学を必要としない大学として文部科学省の設置認可を受けて開学しました。
珍しい仕組みではありますが、オンラインスクールや民間資格の学校とは違います。
正科生として卒業要件を満たせば、通常の4年制大学と同じように学士号を取得できます。
株式会社が運営しているので怪しく感じる人もいる
サイバー大学は学校法人ではなく、株式会社サイバー大学が設置している大学です。
ここも一般的な大学とは違うので、「怪しくない?」と感じる人がいるかもしれません。
サイバー大学は、構造改革特別区域制度を利用して設置された株式会社立大学です。
ただし、株式会社が運営しているからといって民間のオンラインスクールというわけではありません。
2006年11月30日に文部科学省から設置認可を受け、2007年に開学した正規の4年制大学です。
また、日本高等教育評価機構による2019年度の大学機関別認証評価でも、大学評価基準に「適合」と認定されています。
少なくとも「大学として認められていない」「卒業しても大卒にならない」という心配はありません。
サイバー大学は「やめとけ」と言われる?
サイバー大学を検索すると「やめとけ」という言葉も見かけます。
ただ、サイバー大学そのものがダメというより、向いている人と向いていない人がはっきり分かれる大学だと思います。
特に注意したいのが、完全オンラインだからといって勉強が楽になるわけではないことです。
授業をいつ受けるかを自分で決められる分、
「今日はいいか」
「週末にまとめてやろう」
と後回しにすることもできます。
2026年5月時点の2学期目履修継続率は90.0%です。高い水準ではありますが、オンライン学習では自分で学習を続ける力が必要になります。
「通学しなくていい=簡単に卒業できる」と考えて入ると、想像と違ったと感じる可能性があります。
サイバー大学に入って後悔しやすい人
サイバー大学に入って後悔する可能性があるのは、次のような人です。
・対面授業を中心に受けたい
・自分で勉強する時間を作るのが苦手
・ITやビジネスにあまり興味がない
・大学名や偏差値を重視したい
・「オンラインだから楽そう」という理由だけで選んでいる
特にキャンパスライフについては、一般的な大学とはかなり違います。
サークルに参加したり、授業後に友人とご飯を食べたり、毎日キャンパスへ通ったり。
そういった大学生活に憧れている人には、サイバー大学は合わないかもしれません。
反対に、
「仕事を続けながら大学に通いたい」
「通学時間をなくしたい」
「人間関係より自分のペースで勉強したい」
という人にとっては、完全オンラインであることがそのままメリットになります。
「サイバー大学は恥ずかしい」と感じる必要はある?
これはかなり主観的な部分です。
「通信制大学だから恥ずかしい」
「サイバー大学という名前を言いにくい」
と感じる人もいるかもしれません。
ただ、現在のサイバー大学には3,207人の学生が在籍し、そのうち50.2%が社会人学生です。年代も10代から60代以上まで幅広くなっています。
高校卒業後に入学する人だけでなく、すでに仕事をしている人や、他大学を卒業・退学してから学び直している人もいます。
また、卒業資格についても、正科生として卒業すれば「学士(IT総合学)」を取得します。
もちろん大学名をどう評価するかは人それぞれです。
ただ、「通信制だから正規の大学ではない」「大卒として扱われない」というわけではありません。
サイバー大学は就職で不利?意味ない?
「サイバー大学に行っても就職で評価されないなら意味がないのでは?」
と考える人もいると思います。
大学が公表している2025年3月卒業生のデータでは、
卒業時24歳以下の学生の就職率は93.3%、
全年代では88.1%です。
卒業生の就職先には、
・NTT東日本
・SCSK
・伊藤忠テクノソリューションズ
・NECネッツエスアイ・サービス
なども掲載されています。
そのため「サイバー大学を卒業すると就職できない」とまではいえません。
ただし、これは「サイバー大学に入れば自動的にいい会社へ就職できる」という意味でもありません。
大学名だけではなく、
「大学で何を学んだか」
「どんなスキルを身につけたか」
「それを就職活動でどう伝えるか」
も重要です。
特にサイバー大学はIT・ビジネスを中心に学ぶ大学なので、学んだことを資格取得や制作物、実務などにつなげられる人ほど活かしやすいでしょう。
就職については「サイバー大学 就職」の記事で詳しく紹介します。
サイバー大学に通う意味がある人
逆に、サイバー大学を選ぶ意味があるのはこんな人です。
・仕事を辞めずに大学へ通いたい
・ITやビジネスを学びたい
・通学時間をなくしたい
・自分のペースで勉強したい
・大学中退などから学び直したい
実際、2025年度秋学期の新入生アンケートでは、入学の動機として最も多かったのが「IT系の専門知識・スキルの習得」、次いで「学士号の取得」でした。
また、2025年度秋学期の授業評価アンケートでは、授業満足度は82.8%でした。
「有名大学のブランドが欲しい」という目的とは少し違いますが、
「大卒資格を取りながらITやビジネスを学びたい」
「仕事や生活を変えずに大学へ通いたい」
という目的には合いやすい大学です。
サイバー大学を選んで後悔しないために確認したいこと
入学後に「思っていたのと違った」とならないためには、次の4つを確認しておくといいと思います。

特に大事なのは4つ目です。
「なんとなく大卒資格が欲しい」だけで選ぶより、
「ITを学びたい」
「転職につなげたい」
「働きながら大卒資格を取りたい」
など、目的がはっきりしている人の方がサイバー大学の特徴を活かしやすいでしょう。
授業内容や学習方法は公式サイトだけではイメージしにくい部分もあります。
入学を少しでも検討しているなら、まず資料を取り寄せて、カリキュラムや学費、卒業までの流れを確認しておくのがおすすめです。
サイバー大学の「やばい」に関するよくある質問
サイバー大学はFランですか?
「Fラン」は公的な大学区分ではありません。
サイバー大学では筆記による学力試験を行っておらず、一般的な大学のように偏差値だけで難易度を判断しにくいため、ネット上でFランと表現されることがあります。
ただし、文部科学省から認可された正規の4年制大学です。
サイバー大学は誰でも入れるのですか?
筆記による学力試験はありませんが、出願すれば自動的に入学できるわけではありません。
志望動機や提出書類などをもとに選考が行われます。
サイバー大学を卒業しても意味ないですか?
正科生として卒業すると、学士(IT総合学)の学位を取得できます。
そのため「大卒資格を取得する」という意味はあります。
一方で、大学に通う目的が大学ブランドやキャンパスライフだけであれば、サイバー大学とは合わない可能性があります。
サイバー大学は就職で不利になりますか?
2025年3月卒業生のうち、卒業時24歳以下の就職率は93.3%と公表されています。
ただし就職は大学名だけで決まるものではないため、在学中に身につけたIT・ビジネスの知識やスキルをどう活かすかも重要です。
サイバー大学はやめといた方がいいですか?
すべての人に「やめとけ」と言える大学ではありません。
完全オンラインで自己管理が必要なため、対面授業やキャンパスライフを重視する人には向きにくいです。
反対に、仕事と両立しながら大学卒業を目指したい人や、IT・ビジネスをオンラインで学びたい人には検討する価値があります。
まとめ|サイバー大学はやばい大学ではないが、向き不向きはある
サイバー大学について「やばい」「Fラン」「やめとけ」「恥ずかしい」「意味ない」といった言葉を見かけると、不安になるかもしれません。
ただ、調べてみると、
・文部科学省認可の正規の4年制大学
・卒業すれば学士を取得できる
・2019年度の大学機関別認証評価で「適合」
・2025年3月卒業生の24歳以下の就職率は93.3%
・2025年度秋学期の授業満足度は82.8%
というデータがあります。
一方で、
「通学しなくていいから楽そう」
「簡単に大卒資格が取れそう」
というイメージだけで入学すると、後悔する可能性があります。
サイバー大学は、自分で学習を続けながら、オンラインでIT・ビジネスを学びたい人に向いている大学です。
気になっている方は、「やばい」という検索結果だけで判断せず、実際のカリキュラムや学費、学習方法を見て、自分に合うか確認してみるのがいいと思います。
参考・出典
サイバー大学「大学・学校設置会社について」
サイバー大学「入試情報」
サイバー大学「学生データ」
サイバー大学「就職実績」
サイバー大学「卒業について」
公益財団法人 日本高等教育評価機構「認証評価結果」

